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3代目桂春団治さん死去。人間国宝クラスの落語家だった。知らなかった人はせめて今からでも落語を聞いて欲しい [偉人]

「寄席でやらせてもらえるのは本当にありがたい」「漫才や色物の間に出てしゃべるのが好きでんねん」−−。上方落語の神髄を求めて、ひたすら“しゃべくり”に磨きをかけてきた落語家の桂春団治さんが亡くなった。

残念極まりない。
職人的な落語家であったのは言うまでもないのだが、落語好きな人以外はあまり知らない人が多いかもしれない。


髪を七三に分け、いつもきれいなクシ目を通して、清潔な装いの中、色気のある落語を見せてきた春団治さん。その一生は落語と死闘を繰り広げた厳しい日々の連続だったという。


「新婚さんいらっしゃい」でお馴染みの桂文枝も14日夜、ブログに「合掌」と題して「まだ整理がつかない」などと悲しみのコメントをつづった。

 「訃報を聞いて、ずっと落ち込んでいました。何日か前から、春之輔副会長と繁昌亭でのお別れ会のやりとりをしておりました。
「師匠との思い出を書きたいと思いますが、いまはまだ整理がつかない状態です。間違いなく、会長として、今日までこられたのは、陰でささえてくださった師匠のおかげです。感謝しかありません
 春団治さんからは「芸人とは、落語家とは、師匠に教わった」
すこしでも身につけて、後輩を育てることができるように、頑張りたいと思います。かなしいですが、この現実を受け止めて、あした臨みたいと思います」ともつづった。



桂春団治さんは会社勤めを辞めた後、父・先代春団治の巡業の手伝いで地方を回り、九州で倒れた前座の代わりに穴埋めで出演したことが、落語家を目指すきっかけになったという。

 持ちネタは他の落語家に比べて多くはなかった。だが、どのネタも磨き込まれ練り上げられ、本人も「持ってるネタは(誰にも)負けない」と自負していた。周囲の落語家がテレビ、ラジオなどで活躍するのを尻目に、常にマイペースで芸を磨いてきた。

そうして極められた芸は端正で洗練され、艶のある話しぶりは多くのファンをうならせた。

 「皿屋敷」のお菊や「親子茶屋」の若だんなが新町にくり込む場面など、あでやかさがひときわ目立つ演技ぶりで右に出る人はいないと評された。

「代書」に出てくる代書屋のおやじが、要領を得ない客にあきれ果て、最後に「ええよろしい。あとは適当に書いときまっさ」というくだりの“間のよさ”は、絶妙といわれた。

 また“羽織脱ぐ手つきも舞の春団治”と川柳に詠まれるほど、高座で羽織の両袖を引き落とす様は鮮やか。舞踊の山村流、藤間流の名手で、芸に色気や仕草のやわらかさを出すのに役立っていた。







 初代同様、酒豪として知られた。型破りな生きざまが芝居や歌にもなった初代とは芸風や人柄は違うが、端正な顔立ちから私生活の面でも華やかだった。





 期待していた弟子の春蝶を病で亡くしたり、自身も幾度も病に倒れたりするなど苦労も重ねた。

しかし、高座ではそうしたそぶりは見せず、磨き抜いた芸で観客を楽しませた。


メディアに露出する機会が少なくなかったので知名度は低かったかもしれないが、3代目桂春団治さんの落語を聞けばその華麗さは素人がみてもわかる。
YouTubeなどで出てくるはずなので、興味がある人ならば見た方が良いだろう。



米朝ら3人と後進育成した。


 戦前から漫才人気に押され、衰退の道をたどっていた上方落語。後に四天王と言われた六代目笑福亭松鶴、三代目桂米朝、五代目桂文枝(いずれも故人)、そして桂春団治さんが入門したのは、ブス「いかけや」「代書」などは至芸と言われた。

 若手の育成にも熱心で、福団治さんや故二代目春蝶、小春団治さんらを育てた。78年から83年には三代目の上方落語協会会長を務めた。

 81年に胃潰瘍、92年にはC型肝炎と診断されるなど、何度か病気に見舞われながらその度に克服。年齢とともに円熟を重ね、艶のある芸で観客を酔わせた。足のけがで正座できなくなったことなどを理由に、2013年夏以降は高座から遠ざかっていたが、弟子の襲名披露の際などには公に姿を見せることもあった。

 75年芸術祭優秀賞、78年上方お笑い大賞、98年には紫綬褒章を受章した。


 明石家さんまの師匠としても知られる笑福亭松之助(90)は「悲しみの為にうち沈んでおります」、笑福亭仁鶴(78)は「終戦後、落語家の数が少ない中、他の師匠方と力を合わせて頑張って頂いた。そのおかげで今の我々が存在するわけで、そのご尊敬すべき師匠が他界されたのは誠に残念であり悲しいことです。謹んでお悔やみ申し上げます」と追悼した。


落語家ファンの間では
「なぜ春団治さんは人間国宝ではないのか?」と疑問視されていたほどだ。

春団治さんが築きあげた
上方落語の神髄を決して絶やしてはならない。

心よりご冥福をお祈りします。


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■訃報記事■謎ある死や衝撃的な訃報も、、川島なお美、DJ deckstream 、片平巧、諏訪美緒、ぽわぽわP椎名もた、貴ノ浪、デブラージ、C-C-B 渡辺、石田長生、などなど(2015.1月~12月初旬)


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3代目桂春団治さん死去。人間国宝クラスの落語家だった。知らなかった人はせめて今からでも落語を聞いて欲しい [偉人]

「寄席でやらせてもらえるのは本当にありがたい」「漫才や色物の間に出てしゃべるのが好きでんねん」−−。上方落語の神髄を求めて、ひたすら“しゃべくり”に磨きをかけてきた落語家の桂春団治さんが亡くなった。

残念極まりない。
職人的な落語家であったのは言うまでもないのだが、落語好きな人以外はあまり知らない人が多いかもしれない。


髪を七三に分け、いつもきれいなクシ目を通して、清潔な装いの中、色気のある落語を見せてきた春団治さん。その一生は落語と死闘を繰り広げた厳しい日々の連続だったという。


「新婚さんいらっしゃい」でお馴染みの桂文枝も14日夜、ブログに「合掌」と題して「まだ整理がつかない」などと悲しみのコメントをつづった。

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「師匠との思い出を書きたいと思いますが、いまはまだ整理がつかない状態です。間違いなく、会長として、今日までこられたのは、陰でささえてくださった師匠のおかげです。感謝しかありません
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 期待していた弟子の春蝶を病で亡くしたり、自身も幾度も病に倒れたりするなど苦労も重ねた。

しかし、高座ではそうしたそぶりは見せず、磨き抜いた芸で観客を楽しませた。


メディアに露出する機会が少なくなかったので知名度は低かったかもしれないが、3代目桂春団治さんの落語を聞けばその華麗さは素人がみてもわかる。
YouTubeなどで出てくるはずなので、興味がある人ならば見た方が良いだろう。



米朝ら3人と後進育成した。


 戦前から漫才人気に押され、衰退の道をたどっていた上方落語。後に四天王と言われた六代目笑福亭松鶴、三代目桂米朝、五代目桂文枝(いずれも故人)、そして桂春団治さんが入門したのは、ブス「いかけや」「代書」などは至芸と言われた。

 若手の育成にも熱心で、福団治さんや故二代目春蝶、小春団治さんらを育てた。78年から83年には三代目の上方落語協会会長を務めた。

 81年に胃潰瘍、92年にはC型肝炎と診断されるなど、何度か病気に見舞われながらその度に克服。年齢とともに円熟を重ね、艶のある芸で観客を酔わせた。足のけがで正座できなくなったことなどを理由に、2013年夏以降は高座から遠ざかっていたが、弟子の襲名披露の際などには公に姿を見せることもあった。

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落語家ファンの間では
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■インパクトありすぎ!画像で笑え、度肝抜く!■インパクトありすぎ!野性爆弾川島と上沼恵美子の似てる画像!ドデカこうもり!若林と柴犬!サモハンキンポーとTKO木下!赤ちゃんおむすび!


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*やっちまった記事!!
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